はてなマーク   よくあるご質問

発達障害・精神障害等の方向けの「IT・プログラミングスクール」です。

よくあるご質問

フロンティアリンクキャリアセンターについて

就労移行支援事業所とは、厚生労働省が定める、障害者や自立支援を受けている方向けの「職業訓練学校」です。東京都内に約300箇所、大阪市内に約150箇所など、全国各地に開設されています。訓練内容は様々ですが、フロンティアリンク キャリアセンターの場合は、ホームページ等のプログラミング技術を中心とした訓練を行う「IT特化型」の就労移行支援事業所になります。

キャリアセンターの利用条件は、厚生労働省が定める「就労移行支援事業所」の利用条件に準じます。具体的には、こちらのページをご参照ください。

在職中のでご利用の場合、障害福祉サービス受給者証を発行する市区町村によって扱いが異なります。詳しくは市区町村窓口、またはキャリアセンタースタッフまでお気軽にご相談をいただければ幸いです。

フロンティアリンク キャリアセンターの特色は、(1) 実績のあるプログラム、(2) ITスキルに特化し、選べる受講内容、(3) 完全マンツーマンの担任制、(4) 工賃発生の実習あり、です。詳しくは、こちらのページをご参照ください。

就職を目指す上では、平日は毎日通所できることが望ましいですが、生活リズムなどにある程度自信がつくまでは、ご自身のペースなどに合わせて、通所日数を調整することも可能です。なお、体調が悪い時などは在宅での学習も可能ですが、在宅学習が可能な日数には制限があります。詳しくはキャリアセンタースタッフまでお気軽にご相談をいただければ幸いです。

利用者のご希望や状況等に合わせた、オーダーメイドの支援計画を作成するサービス管理責任者を中心に、プログラミング研修などの職業指導を担当する職業指導員、生活リズム等の相談全般を担当する生活支援員、履歴書作成の指導や面接の同行などを行い、就職のサポートを行う就労支援員がおります。さらに、プログラミング研修については、実際の開発現場で仕事をしている外部スタッフも、質問・相談を直接担当しますので、きめ細かなサポートを行うことが可能です。

カリキュラム・学習内容について

フロンティアリンク キャリアセンターでは2つのコースがあります。一つは、ホームページ作成等のWebクリエイターや、ITエンジニアを目指すための「IT/Webエンジニアコース」、もう一つは、ワードやエクセルといった基本的なITスキルの習得から、マクロ/VBAといったOfficeソフトの処理の自動化・省力化を行うためのプログラミング技術までを学ぶ「オフィススペシャリストコース」です。詳しくはこちらのページ をご参照ください。

フロンティアリンク キャリアセンターのカリキュラムは、社会人向けIT・ビジネス「一日速習」を行う、フロンティアリンク ビジネススクールの講座に基づいてアレンジされています。忙しい社会人の方でも効率的に学習ができるよう、内容はわかりやすさを重視していますので、初心者の方にも安心してご参加いただけます。また、プログラミングができるかどうか不安という方については、ワードやエクセルといった基本的なITツールから始めていただくこともできますので、詳しくはキャリアセンタースタッフまでお気軽にご相談をいただければと思います。

フロンティアリンク キャリアセンターでは、ワード・エクセルの基本から始まって、60種類以上の講座を受けることができます。基本的なITスキルに関しては、キーボードでの入力を効率化するためのタイピング練習から、パソコンの基本的な操作など、初心者の方向けの内容もたくさんありますので、ご安心いただければと思います。詳しくはキャリアセンタースタッフまでお気軽にご相談をいただければと思います。

資格取得・就職について

フロンティアリンク キャリアセンターでは、コースごとに資格取得のサポートを行っております。Aコース(IT/Webエンジニアコース)では、HTML5 Professionalと呼ばれる、Webエンジニアが保有しておくと役立つ資格について、その取得をサポートしています。HTML5 Professional 資格試験は、レベル1・レベル2とあり、実習や個別訓練を通じて、資格取得に繋げていきます。

一方で、Bコース(オフィススペシャリストコース)では、MOS(Microsoft Office Specialist)と呼ばれる、ワードやエクセルなどのOffice系ソフトをどの程度使いこなせるかについての資格について、その取得をサポートしています。MOS試験には、スペシャリストとエキスパートの2種類があり、個別訓練などを通じて、資格取得に繋げていきます。

フロンティアリンク キャリアセンターからの就職先については、大きく「IT系企業」と「一般企業」の2つがあります。IT系企業の場合は、Web制作会社・ゲーム制作会社・システム開発企業などの開発スタッフとして、また、一般企業の場合は、主に事務系スタッフとして就職します。

就職までの訓練・実習等の期間は、お一人お一人の状況などで変わってきますので一概には言えませんが、同様のコースを提供している、フロンティアリンクの「ひきこもりサポート特別コース」では、早い方で3カ月、通常は半年~1年程度の期間でインターンシップに入っています。一つの目安としていただければ幸いです。なお、訓練がある程度進んだ方の場合は、就職前にも工賃が発生する施設内作業を担当いただくこともあります。就労移行支援事業所の利用期間は最大2年間ですので、ご自身のペースに合わせて、無理のないように進めていただくのがよいと思います。

就職後についても、安定した状態が継続し、長く勤められるように定着支援を行います。また、定期的な職場訪問や、面談の機会も提供しますので、ご安心いただければと思います。

就労経験がない方の場合、まずは通所することで、実際の仕事を行う際の生活のリズムに近づけていただくのが最初のステップになります。通所しながらきちんと訓練を続けていただければ、IT業界は未経験者でも採用する企業もたくさんありますから、ご紹介することは可能です。フロンティアリンクの関連会社である(株)ウチらめっちゃ細かいんで でも、未経験者の採用は行っておりますので、詳しくはキャリアセンタースタッフにお気軽にご相談をいただければ幸いです。

利用料金について

フロンティアリンク キャリアセンターは、厚生労働省が定める就労移行支援事業所になります。就労移行支援事業所の利用料金は法律によって決まっています。詳しくは、こちらのページをご参照ください。

フロンティアリンク キャリアセンター自体では、交通費等、特定の費用に関する補助は行っておりませんが、お住いの地域によっては、自治体などからの費用補助が受けられる場合もあります。詳しくは、お住いの市区町村の窓口や、キャリアセンタースタッフにご相談をいただければ幸いです。

生活保護を受給されている方については、キャリアセンターの利用料はかかりません。ただし、障害福祉サービス受給者証は必要になりますので、お持ちでない場合は先に申請手続きが必要となります。詳しくはキャリアセンタースタッフにご相談をいただければ幸いです。

利用手続きについて

フロンティアリンク キャリアセンターでは、定期開催の無料説明会へのご参加のほか、ご予約をいただいてのご見学を随時受け付けております。見学時には、体験受講や個別のご相談も承っておりますので、詳しくはこちらのページをご参照ください。

フロンティアリンク キャリアセンターでは、見学に一度お越しいただいた方向けに、最長5日間程度、実際の訓練を体験していただく「体験参加」が可能です。詳しくはキャリアセンタースタッフにお気軽にご相談をいただければ幸いです。

フロンティアリンク キャリアセンターのご利用に際しては、お住まいの地域の市区町村窓口へのサービス利用申請が必要です。こちらについては、必要に応じてキャリアセンタースタッフがサポートいたします。詳しくはこちらのページをご参照ください。

発達障害・精神障害の方に向いている仕事について

ADHDの中でも、多動や衝動性については、行動力があると捉えることもできます。考える前に動いてしまう特性は、経営者や営業などに向いていますし、いろいろなことに興味関心が移りやすい中で、ある特定のことにだけは並外れた関心を持つ「のめりこみ(過集中)」になることもあり、その特性は研究者などの専門職に向いています。

また、ASDについては、集中力が高かったり、ルールやマニュアルに基づいた定型的な処理が得意なことも多いです。視覚情報処理に優れていることも多いので、デザイン系の仕事や、ルールに基づいて考えることも得意なので、プログラマーも非常に向いている仕事です。

統計的にはわかりませんが、実感値として、IT業界は発達障害の方が多い印象があります。発達障害の方の特性である、過集中や視覚情報処理に強いこと、ルールやマニュアルに従った定型処理が得意なこと、また、独特のこだわりなどが、プログラマーやデザイナーに非常に向いていると考えられます。さらに、IT業界の場合、発達障害の方が不得意なことが多い、コミュニケーションなどの否定形処理がもともと少なく済ませられることもあり、発達障害の方が仕事をしやすい環境であることも影響していると思います。

例えば、フロンティアリンクの関連会社には、ひきこもり当事者主体の株式会社である「(株)ウチらめっちゃ細かいんで」がありますが、この会社には実際に発達障害の方が何名も働いています。これらのスタッフは、主にプログラミング講座の講師や、ホームページ等の開発の仕事の現場で活躍しています。ちなみに、今働いているスタッフの中には、もともとはプログラミング経験があまりなかった方もいますが、フロンティアリンクのプログラミング講座を受講してスキルを習得し、今は開発の仕事をしている者もいます。

IT業界について

ITの仕事には、実際には様々な分野がありますが、非常に簡単にまとめると「パソコンで何かしらのプログラムを作る仕事、およびそれに関連する仕事」となります。具体的には、ホームページやLINEなどのスマホのアプリ、ゲーム、各種システム等の制作といった仕事があります。

IT業界の特色としては、大きく、(1) 勤務スタイルが自由、(2) コミュニケーションがあまりいらない、(3) 前職や職歴を気にせず、ポテンシャル採用や未経験採用も多い、ということがあります。

勤務スタイルが自由であることについては、そもそもIT業界の仕事の多くはパソコンとインターネットがあればどこでもできることが多いため、在宅勤務やカフェでのノマドワークなど、いわゆる「テレワーク」で場所を選ばずに仕事をすることが可能な点が挙げられます。時間についても、一人で完結する仕事が多いため、自分が効率の良い時間に働けばよく、自由に決められることが多いです。

コミュニケーションがあまりいらない点については、そもそも一人完結型の仕事が多いので、業務報告や困ったときの相談ができれば十分ということが多いということがあります。発達障害の方が苦手とすることの多い「世間話」や「雑談」は、しなくてよいことも多いです。また、そもそもですが、仕事をする上ではメールやチャットの使用頻度が高いため、直接の会話をする必要があまりありません。この点も、コミュニケーションに苦手意識を持つ方にとっては、安心できるポイントです。

ポテンシャル・未経験採用も多いことについては、プログラミングはそもそも、能力を「可視化」しやすいという特徴があります。仕事の経験がなかったとしても、学校などで学んでプログラムを作ったことがあれば、そのプログラムの中身(ソースコード)を見て、その人のレベルがわかりますので、仕事の経験がなかったとしても、ポテンシャル採用をしやすいということがあります。

IT業界にも様々な分野がありますが、初心者・未経験者にもおすすめなのは、ホームページ等を作成する「Web業界(Webエンジニア)」です。具体的にはホームページやLINEなどのスマホアプリ・スマホゲームなどを作る仕事ですが、仕事がたくさんあり、今でも高い成長を続けている業界である一方、ホームページ作成に必要なプログラミング技術は、ほかのプログラミング技術に比べると難易度が比較的低いため、とっつきやすいという特徴があります。「1ページ作ったらその仕事は完了」という意味でも、仕事の始まりと終わりがわかりやすいため、仕事の経験があまりない方にも、徐々に慣れながらスキルを上げていくことが可能ですので、おすすめです。

start working

就職先について